日数計算の方法|2つの日付の間の日数を求める
日数の数え方の違い、月またぎの計算方法、うるう年の注意点をわかりやすく解説します。
日数の数え方は2通りある
日数計算では、開始日と終了日を含めるかどうかで結果が変わります。代表的な数え方は「両端入れ」と「片落とし」の2通りです。
| 数え方 | 計算式 | 例 | 用途 |
|---|---|---|---|
| 両端入れ | 終了日 − 開始日 + 1 | 1月1日〜1月7日 → 7日間 | イベント期間、旅行日数 |
| 片落とし | 終了日 − 開始日 | 1月1日〜1月7日 → 6日間 | 金利計算、宿泊数 |
一般的に「○月○日から○月○日まで何日間?」という場合は両端入れ、ホテルの宿泊数や金利計算では片落としが使われます。文脈に応じて使い分けましょう。
計算の具体例
例1:2026年1月1日〜3月31日は何日間?
2026年は平年(うるう年ではない)なので、2月は28日です。
1月:31日 + 2月:28日 + 3月:31日 = 90日間(両端入れ)
例2:2024年2月15日〜3月15日は何日間?
2024年はうるう年なので、2月は29日あります。
2月15日〜29日:15日 + 3月1日〜15日:15日 = 30日間(両端入れ)
「○日後」「○日前」の計算
「○日後」は基準日の翌日を1日目として数えるのが一般的です(初日不算入)。
○日後 = 基準日 + 日数
例:3月1日の10日後 → 3月11日
○日前 = 基準日 − 日数
例:3月31日の10日前 → 3月21日
月またぎの計算方法
月をまたぐ場合は、当月の残り日数を差し引いて計算します。
例:1月25日の10日後 → 1月の残り31−25=6日 → 残り10−6=4日 → 2月4日
各月の日数一覧
| 月 | 日数 | 区分 |
|---|---|---|
| 1月 | 31日 | 大の月 |
| 2月 | 28日(うるう年は29日) | — |
| 3月 | 31日 | 大の月 |
| 4月 | 30日 | 小の月 |
| 5月 | 31日 | 大の月 |
| 6月 | 30日 | 小の月 |
| 7月 | 31日 | 大の月 |
| 8月 | 31日 | 大の月 |
| 9月 | 30日 | 小の月 |
| 10月 | 31日 | 大の月 |
| 11月 | 30日 | 小の月 |
| 12月 | 31日 | 大の月 |
覚え方:「西向く士(にしむくさむらい)」で小の月(30日以下の月)を覚えられます。「に(2)・し(4)・む(6)・く(9)・さむらい(11)」。「士」は「十」と「一」に分解して11月を表しています。
うるう年に注意
2月をまたぐ日数計算では、うるう年かどうかで結果が1日変わります。うるう年は以下のルールで判定します。
- 西暦が4で割り切れる年 → うるう年
- ただし100で割り切れる年 → 平年
- ただし400で割り切れる年 → うるう年
例:2024年はうるう年、2100年は平年(100で割り切れるが400では割り切れない)、2000年はうるう年(400で割り切れる)。
民法上の期間計算(初日不算入の原則)
民法第140条では、期間を日・週・月・年で定めた場合、原則として初日は算入しない「初日不算入の原則」が定められています。
「3日以内」の数え方
例:6月11日に「3日以内」と言われた場合、翌日の6月12日を起算日とし、6月14日が満了日となります。
「1か月後」の数え方
民法第143条により、月の初めから起算する場合はその月の末日が満了日となります。例えば、1月31日の1か月後は2月28日(うるう年は29日)です。応当する日がない場合はその月の末日が満了日となります。
日数計算が必要になるシーン
契約・法律
クーリングオフ期間(8日間)、退職届の提出期限(2週間前)、賃貸契約期間の計算など。
旅行・イベント
旅行の日数(出発日〜帰着日)、イベントの開催期間、パスポートの有効期限の確認など。
ビジネス
納期管理、給与の日割り計算、金利の日割り計算など。
健康・生活
妊娠の出産予定日(最終月経開始日から約280日後)、服薬期間、予防接種の間隔管理など。
よくある質問
「1月1日から1月31日まで」は何日間ですか?
両端入れ(両方の日付を含む)で数えると31日間、片落とし(開始日を含まない)で数えると30日間です。
ホテルの「2泊3日」はどう数えますか?
宿泊数は片落とし(チェックイン日を1泊目、チェックアウト日は含まない)で数えます。3月1日チェックイン・3月3日チェックアウトなら2泊3日です。