荷物の送料を安くする方法|ヤマト・ゆうパック・佐川を徹底比較
荷物を送るときに気になるのが送料です。ヤマト宅急便・ゆうパック・佐川飛脚宅配便の3大サービスを中心に、サイズ・重量・料金の違いを比較。小さい荷物向けの格安サービスや送料を節約するコツも紹介します。
送料を比較するときのポイント
宅配便の送料は、主にサイズ(3辺の合計)・重量・配送距離(発着地)の3つの要素で決まります。同じ荷物でもサービスによって料金が異なるため、比較のポイントを押さえておくことが大切です。
- サイズ ― 縦・横・高さの3辺の合計で区分が決まる。サービスごとに区分の刻みが異なる
- 重量 ― サイズ区分ごとに上限重量が設定されている。実重量がサイズ区分の上限を超える場合は上の区分になることも
- 配送距離 ― 発送元と届け先のエリア間の距離。同一県内が最も安く、遠方ほど高くなる
また、割引制度(持込割引・複数口割引・デジタル割など)や、コンビニ・営業所への持ち込みの可否も料金差に影響します。
宅配便3社のサービス比較
日本の宅配便市場で大きなシェアを占めるヤマト運輸・日本郵便・佐川急便の3社について、主要サービスのスペックを比較します。
| サービス | 最大サイズ | 最大重量 | サイズ区分 |
|---|---|---|---|
| ヤマト宅急便 | 3辺合計200cm | 30kg | 60/80/100/120/140/160/180/200 |
| ゆうパック | 3辺合計170cm | 25kg | 60/80/100/120/140/160/170 |
| 佐川飛脚宅配便 | 3辺合計160cm | 30kg | 60/80/100/140/160 |
※ 料金は発着地やサイズ区分によって異なります。詳細は各社の料金表をご確認ください。
各サービスの特徴と使い分け
ヤマト宅急便
最大200サイズ・30kgまで対応しており、大型荷物に強いのが特徴です。コンビニ(セブンイレブン・ファミリーマートなど)からの発送に対応し、クロネコメンバーズに登録すればデジタル割(荷物1個につき60円引き)や持込割(150円引き)が適用されます。配達日時の指定や荷物の転送にも柔軟に対応しています。
ゆうパック
郵便局やコンビニ(ローソン)から発送でき、持込割引(120円引き)があります。170サイズまでの対応ですが、同一あて先割引(60円引き)や複数口割引(60円引き)など独自の割引制度が充実しています。重量は25kgまでで、25kgを超える荷物は「重量ゆうパック」(30kgまで・+560円)を利用できます。
佐川飛脚宅配便
法人向けの契約割引が大きいことで知られ、ECサイトや企業の配送に多く利用されています。個人利用の場合は営業所への持ち込みが基本で、コンビニからの発送には対応していません。160サイズまでの対応ですが、大型荷物は「飛脚ラージサイズ宅配便」(260サイズ・50kgまで)で送ることができます。
小さい荷物向けサービスの比較
書類や薄い商品など、小さい荷物を送る場合は宅配便よりも格安なサービスがあります。フリマアプリの発送やちょっとした書類の郵送に便利です。
| サービス | サイズ上限 | 重量 | 厚さ | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| レターパックプラス | 34×24.8cm | 4kg | 制限なし | 600円 |
| レターパックライト | 34×24.8cm | 4kg | 3cm | 430円 |
| クリックポスト | 34×25cm | 1kg | 3cm | 185円 |
| ゆうパケット | 3辺合計60cm/長辺34cm | 1kg | 1/2/3cm | 250/310/360円 |
※ レターパックの料金は2024年10月改定後の価格です。ゆうパケットの料金は厚さ別(1cm/2cm/3cm)です。
小型サービスの特徴と選び方
レターパックプラス(600円)
専用封筒に入れてポストに投函するだけで送れる手軽なサービスです。厚さ制限がないため、衣類や小型の雑貨など厚みのある荷物にも対応できます。対面での受け渡しで、追跡番号付き。速達扱いのため翌日〜翌々日に届くことがほとんどです。
レターパックライト(430円)
レターパックプラスと同じ専用封筒ですが、厚さ3cmまでの制限があります。受け取りは郵便受けへの投函で、不在でも届くのがメリットです。追跡番号付きで、書類やCD・DVDなど薄いものの発送に適しています。
クリックポスト(185円)
Yahoo! JAPANまたはAmazonのアカウントで利用登録し、自宅のプリンターでラベルを印刷して発送します。185円と最安クラスの料金で追跡番号も付くため、フリマアプリの発送に人気です。重量1kg・厚さ3cmまでの制限があります。
ゆうパケット(250円〜360円)
厚さに応じて250円(1cm)・310円(2cm)・360円(3cm)の3段階料金です。郵便局の窓口で発送でき、追跡番号付き。専用の封筒は不要で、サイズ内であれば自分で梱包した荷物をそのまま送れます。
送料を節約する5つのコツ
- 荷物のサイズを小さくする
送料はサイズ区分で決まるため、梱包を工夫して1サイズ下げるだけで数百円の節約になります。大きすぎるダンボールを使わず、荷物にフィットするサイズを選びましょう。
- 営業所・郵便局・コンビニへ持ち込む
集荷ではなく持ち込みにするだけで、ヤマトは150円引き、ゆうパックは120円引きになります。コンビニからの発送も持込割引の対象です。
- デジタル割・アプリ割を活用する
ヤマトのクロネコメンバーズやゆうパックスマホ割など、デジタルで送り状を作成すると追加の割引が受けられます。ゆうパックスマホ割は180円引きと特に大きい割引です。
- 小さい荷物はレターパック・クリックポストを使う
宅配便の60サイズ(800〜1,000円前後)で送るより、レターパックやクリックポストを使えば半額以下で送れることがあります。サイズと重量が条件内なら積極的に活用しましょう。
- フリマアプリの配送サービスを使う
メルカリの「らくらくメルカリ便」やヤフオクの「おてがる配送」など、フリマアプリ独自の配送サービスは通常より割安な料金設定になっています。匿名配送にも対応しており、個人間取引には特におすすめです。
よくある質問
- Q. 送料が一番安い宅配便はどこですか?
- 荷物のサイズ・重量・配送距離によって最安のサービスは異なります。小型の荷物はゆうパックが安い傾向があり、大型の荷物はヤマト宅急便が200サイズまで対応しています。割引制度の活用でも差が出るため、条件に合わせて比較することが大切です。
- Q. コンビニから送れる宅配便はどれですか?
- ヤマト宅急便はセブンイレブン・ファミリーマートなど、ゆうパックはローソンから発送できます。佐川飛脚宅配便はコンビニからの発送に対応していないため、営業所への持ち込みか集荷を利用する必要があります。
- Q. レターパックとクリックポストはどちらがお得ですか?
- 料金だけで比較するとクリックポスト(185円)が最安です。ただし、クリックポストは重量1kgまで・厚さ3cmまでの制限があり、ラベル印刷が必要です。レターパックプラス(600円)は厚さ制限がなく対面受け取り、レターパックライト(430円)は厚さ3cmまでですが4kgまで送れるため、荷物の内容に応じて使い分けるのがおすすめです。